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パーティ構成、戦術など随時募集中! 【パーティ構成】<まどか・ほむら・マミ> <マミ・さやか・杏子> 【戦術:各キャラ役割】<まどか> <ほむら> <マミ> <さやか> <杏子> <暁美ほむら(眼鏡)> 【パーティ構成】 <まどか・ほむら・マミ> 遠距離攻撃を主軸とした、いわゆる鉄板パーティ。高LAP挑戦者ご用達。 まどかの火力兼支援、ほむらの緊急回避兼マミ魔法補助、マミの道中から魔女戦でのメイン火力と 各キャラの魔法の相互作用により低~高LAPまで無難にこなせる。 LVが上がってくると火力役を担うまどかやマミに経験値が集中してLV差が付きやすい。 魔法使用回数確保のためにも、少しほむらに撃破を優先させることでより安定する。 まどかの魔法でまとまったアーデルベルト(大・小)など。あくまで余裕のある時に狙うつもりで。 全員が遠距離から足を止めて攻撃する場面も多いため、左右画面外からの攻撃には要注意。 ほむらの切り替えはLVを持ち越せるので、ステージによって使い分けてもよい。 高LAPで意識すべきは次の点 まどか:状況に応じて魔法を味方フォローと火力重視に使い分け、単発でフォローしきれないときは連発も。特に上にいる敵に対して他の2人は弱いのでサポートをしていきたい。 非チャージ強も時折使用し、使い魔との距離を保とう。 ほむら:魔法の使用タイミング、残り魔法使用回数の把握が命。 爆発系攻撃による使い魔の四方散らしは厳禁。特に密集敵に上強を当てると散らばることが多い。また上にいる敵に上強を当てるとさらに上に行ってしまう。 マミ:道中、魔女戦共に安全と隙を確認したら躊躇なく魔法を。撃ち切るか否かは即決で。 移動を含めて横強に頼らざるを得ない部分も大きいのでもっとも死にやすい。 また、上強や横強で敵を無駄に散らさないよう、立ち回りには細心の注意を。 逆に横強による画面外から引っ張り出す役割は誰よりも得意なので、うまく使おう。 レベリングはまどかとマミのどちらかに偏らないように、ほむらのレベルが低くなりすぎないようにするとより安定する。 <マミ・さやか・杏子> 近接攻撃を主軸とした突撃パーティ。 全員が移動攻撃を持つので、足を止めることなく戦場を駆け回ることができる。 また、吹き飛ばし攻撃も多いため、使い魔に何もさせずに封殺することも可能。 やや火力不足な点はマミの魔法でフォロー、不意打ち阻止や支援に杏子の魔法を使うとさやかが安心して暴れられる。 高LAPになってくると通常火力の低さや近接戦闘ゆえの反撃が相まって苦しくなってくる。 100LAPくらいなら多少ダウンしても勢いで押し切れる。爽快感を求めるあなたに。 【戦術:各キャラ役割】 <まどか> 遠距離から敵を一方向にまとめる能力はトップクラス。この特徴をどれだけ意識して動くかで難易度が大きく変わってくる。 高い貫通性能と攻撃力を持つ強攻撃を軸に、魔法を的確に使用することで、敵をスムーズに殲滅していくことができる。 弱攻撃はサブとして扱うとよい。 強攻撃:溜めの段階を使い分けることで、様々なことができる。 0溜め:経験値を稼ぎたくないけどほどほどに支援しようという時に。3体までなら攻撃判定が生きているので大群相手でもなければ十分。ただし画面端までは吹き飛ばない。 また、移動時にjcを利用しながら使うことで、比較的スムーズに敵を吹き飛ばしながら先へ先へと進める。機動力が低いまどかでもそれなりの速さで進むことができるのでオススメ 1溜め:支援する際の要。ダメージこそ最大溜めに劣るものの、貫通可能数の増加により敵を吹き飛ばし固める能力は高い。全ての敵を一方向にまとめるまではこれ一本でいくのも有効な戦術。 2溜め:まどかの主要攻撃。敵の殲滅に非常に役に立つ。高攻撃力を生かしながらの吹き飛ばし・固めは高Lapでも頼りになる。 弱攻撃:サブ攻撃。攻撃時間やダメージ量の観点からメインは強攻撃にて行っていくべきではあるが、弱攻撃には以下のような特徴もある。 強攻撃よりも出が早い 斜め方向に攻撃ができる 中型にものけぞりを取りやすい。溜め撃ちを当てると長時間捕捉できる。 魔法: 万能だが、道中では攻撃よりもサポート目的で使ったほうが安全かつ安定して進めることができる。もちろん状況を見据えて攻撃的にも使っていきたい。 ただし、魔法の矢は貫通しないことは覚えておこう。近距離への攻撃や壁として使う場合、単発ではフォローしきれないことも多い。空中発動や連続使用で対応していきたい。 万能と評価するだけに多種多様な使い道がある。使いどころといえる場面を以下に簡単にまとめるが、他にも工夫次第で様々な使い道があるだろう。 上空の敵を下ろす :上空攻撃の切り札。誰よりも高いところにいる敵にも対して攻撃ができる。そのまま降ろしてこれるので各個撃破や仲間に倒させたりしていこう。 一時的な壁 :魔法攻撃を盾として使う。意識して使うことで敵をそれ以上接近させないような境界線を引ける。その隙に反対側の敵を吹き飛ばすもよし。境界線奥の敵に攻撃を加えるもよし。 足元への攻撃 :ステージ2等での有効な使い道。これより降りる位置にいる敵を仰け反らせ、安全に降りるまでの時間稼ぎができる。仲間への支援も含めて積極的に使っていきたい。 置き射撃 :あらかじめその位置に敵が来ることが分かっているなら、先出ししておくことで先制攻撃を加えることや安全面の強化を狙える。ほむらの魔法と併用することでより狙いやすい。 魔女戦での火力:体が大きな魔女には魔法を全弾命中させることも容易。ヒット数=攻撃力となり、マミさんと並んで主要火力として期待できる。 自分と重なっている敵への攻撃手段 : 近接戦闘が苦手なまどかにとって近寄ってきた敵への反撃手段。近い敵をまとめて仰け反らせ、その間に吹き飛ばしてしまいたい。 ただし、この使い方は攻撃判定発生まで時間差があるので、使いどころを良く見極めてから行うこと。そのまま強攻撃で押し切ったほうが有効な場合もある。 立ち回り: 基本的にスクロールしない場所での火力になりがち。なので道中では、スルー可能な敵は可能な限りマミさや杏子など、足を止めずに攻撃できる人たちに任せる。 スクロールしない場所では、味方の動きに合わせ敵をまとめる方向を定めて強攻撃をしていこう。敵が散らばってしまった場合でも、横に飛んだ敵はタイミングを見計らって強攻撃をすることで建て直しを計りたい。 上部で飛んでいる敵に対しては、できる限り魔法で打ち落としてやることが望ましい。ほっておくと事故に繋がる原因にもなる。 中型のいる場面では、通常使い魔を掃討した後、弱攻撃で支援してやるとよい。味方の攻撃の隙などで確実にのけぞらせることができるようになると、味方の生存率があがる。 魔女戦では魔法をダメージソースとして扱いたい。敵が上空に飛んで画面外から落ちてくる時などは絶好のチャンス。ほむらの魔法支援があると通常時でも使いやすい。無理な接近は禁物。 すべての攻撃が足を止めて行われる上、使用頻度の高い溜め強や魔法は発生までに時間がかかるため、ステージ5の格闘型などに割り込まれると大変辛い。極力距離を保つ、味方の支援を望める場所で戦おう。 攻撃力の高さと汎用性で特に意識しなくてもレベルは上がる。余裕があれば配分も考えよう。 近接戦闘さえ避ければ火力・支援ともに安定してこなせる。 近接戦闘になっってしまった場合は、ジャンプ後からの魔法や、安全地帯(強攻撃で挽回できるであろう地点)への移動を行動指針として動きたい。 大量の敵に囲まれて被弾せざるを得ないような状況になってしまった場合は、諦めて魔法ぷっばもありかもしれない。まどかがダウン中にも味方への魔法支援が期待できるので、上手くいけば仲間が戦況を立て直してくれる可能性がある。 ※もちろん状況によりけり 各キャラとの相性など ほむら:時止め中はダメージを与えられないので設置以外には攻撃的には利用しにくいが、足を止める関係上事故は減る。なお経験値を分散してもらいやすい。爆発系を多用された時は魔法で殲滅してしまうほうが楽。 マミ :横攻撃が強力でまとめからトドメまでやってくれる。逆に上下には無力なので魔法でフォローする。レベルが同じくらいになるように、足を止めて攻撃する時は大体同じ位置にいるように。 さやか:横強による吹き飛ばしがあるため、強攻撃の1溜めを使う回数が減るので2溜めで殲滅する。万が一反対側に飛んできた場合も考えておく事も必要。 杏子 :吹き飛ばしが多いのでばらけた場合はワンテンポ遅らせるなどで対応。結界が真ん中に設置されたら消えるタイミングで強攻撃の1溜めで吹き飛ばす。 めがね:爆弾の位置を常に把握する。自分の後ろで爆弾を出されたら逃げる選択肢もある。 <ほむら> 支援することが全てのキャラ。魔法と射撃で味方を支えるのが仕事。 爆発物系は攻撃力が高く、乱用したい気持ちはよくわかるが、パーティープレイでは乱用厳禁。やみくもに使うだけでは敵を散らばらせ時間が掛かる上に、自分や仲間までもピンチにしてしまうことになりかねない。また、爆発のエフェクトで画面が見にくくなるのも大きなマイナス要素と言える。 もちろん吹き飛ばすことが有効となりえる場面もある。しかし仲間の特徴(攻撃手段など)をよく理解していなければ、結局は上に書いてあるようなことになるので注意したい。 もう1つの種類の攻撃である実弾系(マシンガン・弱攻撃)は、敵を吹き飛ばさずに仰け反らせるもの。爆発物で敵を散らしてしまうプレイヤーは、こちらを軸に味方を支援すると安定した進軍ができる。 ただしこちらの場合、2面のザコ敵に対しては吹き飛ばし攻撃でないとすぐに反撃が来ることや、マシンガンの攻撃は敵を画面外にどこまでも押しやってしまうことには注意しておくべきである。また他にも、吹き飛び中の敵に当てることでその吹き飛びをキャンセルしてしまうこともあるので注意。 特に前衛キャラと組んでいる場合、これらの欠点が浮き彫りになりがち。支援しているつもりで被弾しやすい状況を作る可能性がある。サポート主体のほむらが邪魔するなんてことはないようにしたい。 爆発物系と実弾系の2種類の特徴を理解し、状況に合った攻撃行動をとっていく必要がある。 魔法は屈指の性能を持つ。攻撃に守備に大活躍。むしろこの魔法を使えてこそのほむらと言っても過言ではない。 なお時間停止中にまどかはダメージを与えれない事を利用してレベル調整などもできる。 攻撃的な使い道としては、多くの敵に対してのラッシュ ・ ティロフィナーレのヒット数増加および安定 ・ 敵のスルー ・ ボス戦開幕時の1キル 等。 守備的な使い道としては、仲間が被弾しそうな時に ・ ティロフィナーレへの安全確保 ・ ダウン中の仲間が復活するまでの時間稼ぎ 等。 高Lapほど守備的な使い道をしたほうがよい。うまいほむらがメンバーにいると、難易度がかなり下がる。 不測の事態に備えて、魔法は常に撃てるようゲージには気を配りたい。あと何回使えるのかもよく把握しておくことが大事。 攻撃力が低い関係で、レベルがなかなか上がらないことが多い。マミやまどかが仲間に居るとこの傾向が顕著に出る。 魔法の使用回数を増やすためにも、なるべく経験値は稼ぎたい。(特にステージ1のアーデルベルトは最優先) しかし、サポート第一。この按配をどう調整するかが運営時の最大の問題といえる。 このレベルの問題は仲間がどれだけ協力してくれるかで決まる。高Lapではその低い攻撃力の関係で、どれだけ必死に攻撃しても仲間に経験値が入りやすいからである。 仲間とどれだけ意思疎通がとれるか。ほむら使いはそこを意識するといいだろう。 最後にもう一度言うが、派手さよりもサポート第一。それがほむらの仕事で役割。しっかりと味方を支えてやろう。 こんな場所で時を止めよう。 共通 マミが魔法を使って、敵が浮き始めた時(時を止めて敵を止めると安定してダメージを与えられる) (ボス限定)まどかが魔法を3回以上使いそうなとき(一気にダメージを与える時の時間作りに) ボスの攻撃で誰かが当たりそうな時、また攻撃の予備行動が出たとき 1面 アーデルベルト(小)が5匹以上いて、マミさやか杏子の誰かがいるとき(時を止める事で棘になる事を防ぎつつ物理キャラのレベル上げに貢献) 味方が分散している時に画面外にジャンプした時 2面 左右から飛び出てくるところで1回以上誰かが被弾したとき(慣れている人だとときとめが逆に邪魔な時もある) 3面 2つ目のマップ(落とし穴の所)の移動中 3つ目のマップの全床電撃地帯 4面 ボス戦中の腕攻撃時 5面 なし <マミ> やれることが多く、常に戦況に合わせた戦い方をする必要がある。 前後に攻撃判定を持つ横強、広い範囲を攻撃する上強など、使い方を誤ると味方の行動を阻害しかねない。 また、低lapと高lapでの役割も大きく違う。これもできることが多いからこそである。 以下、出来ることを簡単にまとめる。 横強による敵の吹き飛ばし。ジャンプキャンセルでの隙消し必須 横強による画面外の敵のあぶり出し。そしてそこから反対方向に敵を吹き飛ばすことでの画面端安全確保 下強による(特に中型の)敵をのけぞらせる効果。無理をして狙いに行く必要はない 立ち強による遠距離攻撃、または支援。まどか、ほむらと歩調を合わせることができる 魔法による敵の掃討 etc.... 代表的なのはこの辺りだろうか。これらの他にも状況によって立ち回りを変えていくことが望ましい。 低lapでは、遊撃隊としての活躍をしていきたい。高い機動力を生かしての攻防は目を見張るものがある。 高lapでは、魔法によるダメージソースと通常攻撃による戦いやすい環境作りに徹したい。火力の低い序盤は必然的に道中でも魔法を撃っていく事になる。 上下にいる敵には攻撃し辛い。下側には有効な攻撃手段がなく、上側にはやや癖のある上強しか攻撃手段がない。 この上強は攻撃範囲こそそれなりに広いものの、真上をカバーできず、ダメージや吹き飛ばし性能が高いわけでもない。 特に使い魔が攻撃を当てても落ちてこない浮遊タイプの場合、敵が高い耐久をもつ高LAPでは、ただ上空に押しやりチーム全員で手が出せない状況にしてしまうこともある。 よって、上下の位置にいる敵に対しては、よほど味方が切迫した状況でもない限り任せてしまってもいいだろう。 上手く利用できる状況としては以下が考えられる。 ステージ2の魔女前哨戦、シャルぬいぐるみを台座から落とす ステージ4の使い魔(中・大)など、吹き飛ばない 高位置に当たり判定がある使い魔への攻撃 ステージ5に多数出現するステッキ・浮遊型への攻撃(瞬間移動するので吹き飛ばしの影響が少ない) 高い機動力を生かして先攻することも可能だが、横強の当て方を誤って後衛に敵を送らないように。 魔法を使う際には仲間の支援の他、出来る限り自身でも安全を確保しよう。支援を期待するのもいいが、自分本位にならないように。 魔法によるゲージ消費状態の頻度が高いこと、復活可能回数が少ないことなどから最も死にやすい。 移動を伴う下強・横強の使用時には細心の注意を。急降下キックや強チャージ中の滞空など駆使して生き残ろう。 ある程度敵配置を把握したプレイヤーなら、固定ポイントへの魔法攻撃で容易にレベルを上げられる。 余裕があれば他メンバーのレベルにも気を配ってあげるとよりパーティの行軍が楽になる。 単純な火力役だけではなく、戦況に合わせた動きができるようになるとパーティの主軸になれる。 先輩魔法少女の貫録を見せつけてあげよう。 <さやか> リーチの短さ・隙の少なさ・攻撃力の低さ・高耐久という点から、前衛にて敵をのけぞらせたり壁としての役割を担う。 さやかはメインになれないということを把握しておくこと。どんなに頑張ってもその低い攻撃性能ではどうしようもない。逆に言うと途中からでも役割を持てるという特徴もある。 戦闘では、各種吹き飛ばし攻撃を用いて画面左右どちらかに敵を全て固めていくようにしたい。上手くやれば残りの2人が反対側の敵を掃討してから援護に駆けつけてくれることを期待できる。 ステージ3などで混戦となる場合は、敵をのけぞらせながら左右どちらかに固めることや、後衛キャラ(特にマミ)の護衛を勤めるとよい。自分の身を犠牲にしてでも仲間の被弾を抑えることを考えよう。 吹き飛ばし攻撃は上手に使えば有効な武器になるが、逆に敵を散らばらせるだけの足かせにもなりえる。やみくもに攻撃を繰り出すのは止めること。 敵をその場で固めたい場合や仰け反りを持続的に出したい場合は弱の連打が有効。ただし2面のザコの仰け反り後の反撃には細心の注意を払おう。 2強はヒット&アウェイがとれる攻撃。判定も強いので、攻撃中の敵相手にもある程度の効果を期待できる。状況に応じてふってみよう。 さやかの最大の武器である耐久力の話だが、これを考えると一概にレベルが高いほうがいいとは言えない。 これはレベルの上昇に伴い、復活可能回数が減少するためである。 レベルが高ければ攻撃力も上がるし魔法も打てる回数が上がる。とはいえ、せっかくの長所を潰すことになりかねない。 挑むlapやプレイスタイルによってレベルを上げていくか、低いままで運用するかを決めるといいだろう。 低い状態での攻略を考える場合は、より一層「壁」としての役割を意識し、必要以上にでしゃばらない・倒さない。 低い状態での攻略は仲間のレベルが上がりやすいので、それを利用してほむら等の育ちにくいキャラを育てることも連携しだいでは可能。 仲間にマミさんが居る場合、ティロフィナーレ使用中の彼女のサポートに走りたい。 攻撃範囲に居ない敵を吹き飛ばし攻撃を用いて範囲に入れたり、マミさんの足元や背後の敵を掃除しておくとマミ使いは安心して魔法を使うことが出来る。 魔法は他のキャラのと比べると使いづらさが目立つ。以下に簡単な使いどころを示しておく。 移動手段 :文字通りそのまま。移動時に使ことや、戦闘時に仲間のピンチに駆けつけたりという使い方ができる。 ダメージの低減 :lap300程度までなら有効な回避手段となる。敵の飛び道具に当たりそうな味方の楯として身代わりになるなどの荒業も可。純粋に回避できないときに使用してもよい。 敵の固め :攻撃的な使い方。横一列の敵をまとめて一方向に持って行ける。敵出現と同時に狙えたりすると活躍の場が広がるかもしれない。 敵の大群に攻めていくときは魔法での突進攻撃を用いると、仮にダメージを受けても被害を少なくできる。とは言っても、それをすることが有効かどうかは場合による。味方の攻防を頼りに牽制に留めるのも大事な行動。無駄な被ダメージをくらう必要はないのだ。 ソロではともかく、PTでは光の当たるポジションにはいない。どれだけ地味でも他のキャラが活躍できるように努力するのがさやかというキャラクターである。 (これまでここに書いてあったものには幾つか正しくない情報があると指摘されたようですが、叩き台として復活させました。ご自由に編集ください) <杏子> その得物から、広範囲の敵をまとめて吹き飛ばせるので、PTのミスなどで散らばった敵をまとめ直す事も可能。 全体的に吹き飛ばし攻撃が多いので、飛ばしてよい時とダメな時をしっかり見極めよう。 弱攻撃の連打は攻撃すると消せる攻撃(1面のはさみや最終面の魔法弾)などを安全に消すことができる。 また画面端まで吹き飛んだあとに少しバラける敵も、動きを止めてまとめることもできるので、ある程度敵をまとめたら距離を縮めてサポートしていきたい。 3面の突進してくる使い魔も、止めることができるので積極的にひるませていきたいところ。 しかし動きは止まるので、頭上のテレビには注意。 また、ボス時にはその広い攻撃で電撃弾や使い魔などを呼び出してしまうのでそこにも注意。 地上2強は上範囲に広く、地面へ叩きつけることが可能。同じ地上に集める攻撃ではまどかの魔法には劣るものの、 発生速度や、ノーコストなど部分的には勝ってる点も多いため、積極的に地面へ集めて仲間のサポートに回りたい。 逆に8強は敵を上に吹き飛ばしてしまうので、浮いている敵などにはあまり使わないほうがいいと思われる。 6強で吹き飛ばす際にポケットに敵を残さないように注意すること。 杏子の耐久力はお世辞にも高いとは言えないので、敵を至近距離において無防備になるのは大変危険。 タメ5強や空中2強などの突っ込む攻撃も強力ではあるが、ヒット時に動きが止まってしまうので、 置いてあるハサミ等に突っ込んで自滅なども考えられる。が、空中2強は強力な武器なので、十分に気をつけて振っていきたいところ。 魔法も壁にはなるものの真ん中に設置されるとかえって邪魔になる事が多い。 とはいえ、小さいやつなら確実にひるませることができる為、突進系の使い魔には重宝する。 敵の出現パターンなどを覚えて使っていこう。 低Lapの時は適当に攻撃を振るだけで、ガンガン進めるため一人だけLvが抜きん出ることも。 みんなで楽しくのためには少し自重したほうがいいかもしれない。 すべての攻撃性能が他キャラに押され気味だが、一撃のパワーやリーチを生かして広範囲の敵をまとめて葬る快感は、杏子の強みと言えるだろう。 しっかりと自分と相手のリーチを見極め、仲間のために的確に槍を振って行きたい。 <暁美ほむら(眼鏡)> 時限爆弾をどのように使うかで、立ち回りや火力、さらには味方の動きまで大幅に左右する存在となりえる。まさに蓋をあけてみるまでは何が出てくるか分からないキャラクター。 爆弾自体の攻撃力は、まどかの強溜め2に次ぐほどである。まどかのその攻撃よりも短時間で連続使用できる点から視ても、瞬間火力は相当高いと評価できる。 この時限爆弾こそが通常ほむらとの最大の違いであり、その中身は「自軍にもダメージが入る」爆弾攻撃である。この被ダメージをどう抑えるかがメガほむ最大の難点であり問題といえる。 最も簡単なのは“使用しないこと”である。使わなければダメージの心配をする必要もない。しかし、この場合は他の攻撃がダメージがあまり高くない関係で、低火力となることは覚悟しておこう。 使う場合は、魔法を使用してから使ったり、味方がいない場所に設置していきたい。 前者の場合は、味方にもどのように使ったのかが分かり安全に着火もできるので狙う価値はある。ただし、いざという時に魔法が使えないというミスは控えるようにしたい。 後者の場合は、周りの状況の把握の必要があり、また仲間の腕頼りな使用法といえる。仲間との意思疎通がとりくい環境だと失敗することもあるので最新の注意を払おう。 味方が魔法を使った後や、近接戦闘を行うプレイヤーと一緒にゲームに挑む場合は、より一層注意したい。 ゲージを使い果たしたマミさんを爆殺することなどもっての他であり論外である。近接キャラが敵を引き付けて固めているのに、爆弾でダメージを与えるとか裏切り行為にも等しい。 また被ダメージ以外にも、敵が吹っ飛ぶ方向にも気をつけたいところ。通常ほむらと同じく、無闇に敵を散らすのは控えたい。 起爆方法は、一定時間が経過するか、“メガほむ”が射撃を当てる、そして弱攻撃で吹っ飛ばし敵に当てることである。どれで起爆するにしても、事故には気をつけたい。 他の攻撃手段としてあるのは、近接攻撃の弱・遠~中距離の強攻撃である。 弱攻撃はリーチこそ短いものの連続で出すことができ、通常ほむらが苦手とする近接戦闘(特に密着時)をある程度こなすことができる。 ただし、攻撃力が低いことや、吹き飛ばし攻撃でないのでステージ2の敵には相性が悪いことは知っておくこと。 むしろ弱攻撃のメインの使い方は、メガほむ爆弾を飛ばすことにある。 設置した場所から爆弾を移す・飛ばすことで、安全面の確保や相手への直接攻撃手段として大変重宝する。 使いこなすことで攻撃動作の幅が広がるので、メガほむ爆弾を使うなら必須スキルといえる。上空の敵にもジャストミートできるぐらいの正確性は欲しい。 メガほむ爆弾を飛ばすことで発生する「敵に触れた瞬間に起爆」という仕様変更は、問題点であり利点となる。 利点としては、時限爆弾がそのまま遠距離攻撃として生まれ変わるという点であり、高い火力もあいまって複数個を同時に飛ばした時のダメージは凄まじいものとなる。 逆に問題点は、やられた敵の死骸(黒くなって回転しながら吹き飛んでいる状態)に爆弾が当たり、予期せぬ起爆を招く心配である。予期せぬ起爆=味方へのダメージ となりやすく、これで仲間がダウンしようものなら優勢が一気に劣勢へと変化しかねない。 爆弾以外の強攻撃(銃撃系)である、マグナム・ショットガンについてだが、この2つは使いどころが全く違うことを覚えておこう。 マグナムは溜めることができ、その場合は貫通性能を持たせることができる。使いこなせば、まどかの強攻撃(支援)のように扱うこともでき、時として有効なサポートとなる。 しかし、基本的にはjcを用いての連射を軸に使っていきたい。一方向且つ少数の敵には特に有効で、これを続けることで固めていくことも容易。遠い敵に対しての牽制としての能力もかなり高い。 隙もメガほむの中では少ない方なので、弱攻撃が届かない位置にいる敵に対して有効な攻撃手段となるだろう。 ショットガンは広範囲に攻撃できる。反動は大きいが、これを利用して移動したり、jcを使って反動を消していきたい。 広範囲に攻撃できる反面、距離が離れれば弾の収束性が落ち、ヒット数が下がる=攻撃力が下がる。 主な使い方としては、近距離で高ダメージを期待するときや、遠距離にて広範囲の敵を仰け反らせるを狙うときなど。 ステージ3等では、この広範囲に攻撃できるのがメリットとして働くことも多い。 また魔法使用時の、連続爆弾設置 → 着火 の流れをする際の着火する能力が非常に高い。 基本的に、爆弾を3つ設置してからショットガンで着火しつつ、反動で移動しながらダメージエリアからの離脱を計るのが一般的。 魔法は通常ほむらと基本的には同じ使い方となるが、メガほむ爆弾を使う時などに使用するなどで、使用回数が多くなる可能性がある。くれぐれも残り使用回数等の把握は怠らないようにしよう。 どのように使うかで火力や協力プレイでの使い勝手に大きな差が出る。 また、仲間がどう動くかで自分の行動に制限が生まれ、それと同時に、自分がどう動くかで仲間の行動に制限を科す。 敵の配置・味方の位置・仲間の行動予測等、状況の把握が誰よりも大切であることを意識し、くれぐれも仲間を誤爆しないように立ち回ることが重要だと言える。
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むじかるまじかるしんどろーむ【登録タグ VOCALOID む タケノコ少年 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:タケノコ少年 作曲:タケノコ少年 編曲:タケノコ少年 唄:初音ミク 曲紹介 ご機嫌麗しい魔法かけて 65作目。 自身初となる殿堂入りを達成。 歌詞 ミュージック ミュージック 手を叩け 声を上げろ Wow! 嫌なことなんて tiny tiny! 最高な魔法をかけて Break down! Break all the bad things! ため息ばっか 嫌になっちゃうな たまには愚痴を吐いて ストレス社会なんか このビートの前じゃ ただのちっぽけな偶像さ カッティングにノって ベースで揺れて 踊り明かせばいいよ 踊り方は誰もが皆 Don't think feel 音と太鼓のまにまに カプチーノの泡の髭で笑う そんな心を取り戻したくはないか? ミュージック ミュージック 手を叩け 声を上げろ Wow! 嫌なことなんて tiny tiny! 最高な魔法をかけて Break down! Break all the bad things! 憂鬱を吹き飛ばして 気持ちよくなりたーい! ご機嫌麗しい魔法をかけて Break out! パーフェクトなパーティーチューン 笑えないなんて 嫌になっちゃうな ノイズに侵されていく めんどくさいルールは追っ払っちゃって! 踊れ思いのまにまに 現状を維持してるのは 変えられないギアのせい さながら自転車 そんな冗談も言いたくなるような日々さ 手を叩け 声を上げろ 嫌なことなんて tiny tiny! 最高な魔法をかけて Break down! Break all the bad things! 憂鬱を吹き飛ばして 気持ちよくなりたーい! ご機嫌麗しい魔法をかけて Break out! パーフェクトなパーティーチューン コメント 名前 コメント
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目次 基本攻撃判定を見極める ダウンを避ける 敵を一方にまとめる ステージ構成を覚える ポイントを稼ぐ レベルアップについて 基本 当たり前ですが、敵の攻撃を食らわない事。 ほとんどの敵には攻撃の前に準備動作やSEがあるので、注意していれば避ける事は難しくない。 例:アンソニー(1面最初に出てくる丸頭に髭の生えた使い魔)は攻撃の前に歩みを止める。 アーデルベルトは攻撃前に体が揺れる ゲルトルートの大ハサミ攻撃前のSE 等々 攻撃判定を見極める 例えば、ほむらの横強ロケットランチャーは2面のピョートルに撃つと頭上をすり抜けてしまいます。 この場合マシンガン等で浮かせてからロケットランチャーを撃つ等の工夫が必要になります。 マミさんの弱マスケット銃は銃を抜く時に攻撃判定が生じ、密着して撃つと射撃と併せて2Hitになります。 杏子の前方宙返り斬りは実はサマーソルト斬りよりも上空判定が強い。 色々試してみましょう。 ダウンを避ける 復活時はダメージ回復時の1.5倍のSLを消費します。 残りVitalが少ないときは手早くその場の使い魔を全滅させるか、やや引き気味に戦い回復に努めましょう。 次の場面に移る際に自然回復を行うのも有効。時間による消費は微々たるものです。 穴に落ちると復活時の1/2分のSLが消費されます。 ダメージを受けてる状態で穴に落ちた場合は減っていた割合分しっかり回収されます。 敵を一方にまとめる 敵が画面のあちこちにいる場合、先述した攻撃の前動作を把握するのが非常に困難になります。 また、こちらの加える攻撃がバラバラになり、殲滅までの時間が長引き危険です。 そこでまどかのチャージ強やさやかの横強といった吹き飛ばし効果のある技でまとめてしまいましょう。 これにより遠距離キャラが安心して攻撃を加えられるほか、ダメージ効率も上がり戦闘時間短縮に繋がります。 ステージ構成を覚える 高LAPになっても敵の編成や配置・ステージ内仕掛けそのものは変化しません。 この次の場面で何が待っているかを意識できれば、より早い対処が可能なはずです。 ステージ2、ピョートルの奇襲タイミング ステージ3、穴ゾーンの抜け方 等々 ポイントを稼ぐ このゲームでは敵に止めを刺した時に得点が入ります。 ですが、死体を攻撃しても同様に得点が入ります。 ハイスコアを狙う場合はHit数が多い攻撃で死体を攻撃するといいでしょう。 攻撃方法で得点に違いがあり、例えばアンソニーに対して弱攻撃で倒すと100ポイントですが 強攻撃で倒すと500ポイント、等。 また、コンボ数によってポイントに補正が掛かる。(詳細求ム) レベルアップについて 生存してる敵に止めを刺した時のみ入ります。 敵の種類毎に経験値が決まっており、経験値自体にはそれ程差はないが アーデルベルト(大)は経験値が多めに設定されており、レベルを上げるなら 逃がさないようにするといいだろう。 画面スクロールしない場所で、予め決められた敵を倒すと残りの生きている敵は全て死ぬ場所があるが 生きていた敵に攻撃を当てれば倒した扱いになり経験値が入る。
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「――――うぇえい」 妙な声。 正気を少しでも保っていれば、奏でられぬような声。 だが牧歌的な字面とは裏腹に、その場にいる全ての生命がそれを死神の子守唄と認識した。 殺戮のみをただ機械的に実行する被験体の性能は、あまりにも高すぎる。 凪ぎ払う標識の刃。 確かに、交通標識は鋭利ではない。 もし仮に武器として使えるものが現れても、精々鈍器として使うのが限界だったろう。 両腕で二本の標識を持った怪人は、その定説を打ち破る。 彼が振るう標識の暴虐は、まさしく刃だった。 その証拠に、余波を受けた電柱は呆気なく倒され、無惨な姿を晒している。 人体で受ければどうなるかは――想像に難くない。 常人なら一本持ち上げるだけでも困難な物を、軽々と双刃として扱う異常なまでのパワー。 人の心を殺戮へと転換させられたことで、一切の感傷は捨て去った。 残っていたとしても、殺戮の上で不要だと判断されればそれで終わる。 彼の意思も願いも関係なしに、狂戦士00号は破壊の限りを尽くすのだ。 「チッ」 銀丘は体操選手もかくやという身のこなしで、00号の攻撃を避ける。 掠り傷なんて概念には、もう期待さえしない。 一寸の傷でさえ終焉に繋がると、そこまで深い危惧を抱いていた方が良い。 ――いのちだいじに。 それが、現在の銀丘白影の行動方針の全てだった。 確かに、あんな化け物を殺せるに越したことはない。 が、彼は既にその先のことまで見通していた。 仮にここで自分が爆弾を使い果たしてこいつを倒したとしよう。 だがその後はどうする? もう一方の化け物を捌かなければならないのだぞ? あれを殺すには、爆弾が必要だろう? もはや、これは被験体00号の猛攻から如何にして逃げ切るかの戦いと化していた。 得物が得物なだけあって、流石に刀でも一撃といくかは分からない。 銀丘はそもそも詐欺師で、別に剣の達人ということはないのだから。 暗殺には向いているかもしれないが、正面切っての打ち合いはちと厳しい。 「こ、の、野郎…………ッ!!」 01号はといえば、銀丘とは違い、ただ避け続けるだけで終わる気はなかった。 この怪物を倒すことを、前向きに考えていた。 硬化の能力があるとはいえ、あの標識を連続で受ければ不味い。 刀よりも質量で勝る標識なら、肉は斬れずとも骨が砕ける可能性がある。 そうなってしまえば打つ手は一気に消える。 肉体を守りながら、どうやって化け物を倒すか。 それはあまりにも意地悪で、苛立ちさえ覚えさせる難題だった。 ただ一つの幸運は、00号が葉月たちに手を出す気配がないこと。 彼女たちを襲っていれば、背後の二人に袋叩きにされるだろうことを00号は理解していた。 浅倉に続けて葉月まで殺されるのは御免だが、このままでは悪戯に体力ばかり消えていく。 (……どうするか。せめて一発打ち込めたら、結構変わるんだけどな……) 腹か顔面に、一発をぶち込む。 そうして無理矢理作った隙にラッシュを叩き込んで、勢いのまま終わらせる。 その為には、この怪物が痺れを切らす瞬間が必要だった。 痺れを切らして片方に執心したところを、どちらかが一気に仕留める。 苦戦しているのは銀丘もまた同じなのだ、彼とて邪魔をすることはない筈。 「――――」 しばん、しばんっ! と空気が悲鳴をあげる。 標識が交差され、まるで何かの合図のように一気に振るわれた。 目標はどちらか。 どっちが狙い目か明らかになるよりも早く、01号は拳を握って駆け出していた。 「――――あ、あぁ」 00号は淀んだ視線でそれをちらと見やり、飛び込んでくる01号へと標識を薙ぐ。 首は外れたけれど、このまま当たれば胴体両断は免れない筈。 拳を握って飛び込んでくる01号の左腕へと標識は吸い込まれていく。 ぶち、ぶちと筋肉が千切れ、血管のパイプがマカロニのように刻まれ。 四肢の一つが遂には肉より離れ、心の臓まで止まらずに刃は突き進み、程なく全てを終わらせる。 ――筈だった。 「馬鹿が! あんまり手前の力を過信してんじゃねえぞッ!!」 標識は01号の腕を切り裂くどころか、その皮膚の一枚を裂くことさえも叶わなかった。 00号はこれまでに、こんな現象を見たことがない。 そのパワーをもってして、一撃で破壊できぬ物質などそうそう無いからだ。 しかし彼は狼狽しない。 耐える物があるのなら、耐えきれなくなるまで打ち続けるだけのこと――――。 00号は再び標識を振りかぶる。 今度は首だ。 あれだけの硬度といえど、首ならば外側からの衝撃で内部を破壊できる。 彼にそんな自我は存在していないかもしれないが、ならば本能的にそんな選択をしたのだろう。 「ハッ! かかったな、間抜けッ!!」 ――が、その選択は悪手だった。 当然の選択とはいえ、決して良手といえるものではなかった。 首を狙うとなれば、それは腕で防御ができる範囲に自然と収まってしまう。 例えば、ビニール傘で首を殴られそうになったら。 しかも、十分に腕を出すだけの時間があったら。 ――それなら、傘を掴むだろう。 「――――!?」 00号の振るいし破壊の権化は、01号の手によってしっかりと掴み取られていた。 握り締められ、動かそうにも握力の束縛を破るのは直ぐにはいかない。 「捕まえたぜ!」 仕方ないからもう片方の標識で、今度は先程と同じく胴体を狙うことにする。 01号へのダメージが決して零ではないことは、誰にでも理解できたろう。 くどいようだが、標識は本来武器に区分するなら鈍器に入るだろうそれだ。 鈍器とは――その鈍さゆえに、表面に傷を作らず内側を破壊する。 01号への攻撃を延々繰り返せば、もしくは打ち所を間違えなければ、殺すことは十分に可能。 それも、被験体00号の悪魔じみた腕力をもってすれば、更に容易になる。 「…………う、ぉ」 渾身の一撃を放つ掛け声とは思えない、気の抜けた声。 音だけを聞けば、それは寝起きの第一声のようですらあった。 とてもじゃないが、人間を軽々切り裂くような一撃の掛け声には聞こえない。 風を切る音が迫る。 まるで、遊園地の絶叫マシンに乗っている気分だった。 一歩間違えればここで死ぬ。 そんな生物として当然の恐怖が、冷たさとなって01号の背中を這い回る。 標識を掴んでいた手を離した。 自由になったもう片方も宙へと振りかぶられ、第二次波となって降り注がんとする。 一発受ければ、どうしても僅かな肉体の揺らぎが起きる。 零ではない衝撃と苦痛が、わずかとはいえ確かなズレを生じさせる。 そのズレを、ズレの大きさ以上に僅かな時間で修正するのは、01号には無理だった。 だから、諦める。 揺らぎに打ち勝とうとする努力そのものを諦める。 「……そりゃあ、そうだよ」 揺らぎに勝てないのならば。 揺らぎなど起こさせてやらなきゃいい。 苦痛が苦しければ。 苦痛そのものを最初から受けなければ解決だ。 衝撃なんて考えるまでもない。 空気程度の衝撃だけなら、硬化を使うまでもなく防げる。 ましてや、硬化を使ったならそれはそよ風と比較してなお、劣る――――! 「死にかけるくらいのリスクがなきゃ、栄光なんて獲れねえ」 あと二秒もすれば、西瓜割りのごとく鮮やかさで自分の頭は砕け散る。 だからその前に、迫る標識へと01号は自ら身を投げた。 肉体を全開まで硬化させて、自分へ引導を渡すかもしれない凶器から目を離さずに。 降り注ぐ一撃へと、そっと手を寄せそれを掴む。 握り締めては意味がない。 そんな隙を作りでもすれば、そこを突かれて御仕舞いだ。 01号はもう頭で考えずに、ごく自然な直感頼みの勢いに任せて標識の威力を優しく受け流した。 ――成功だった。 狂戦士の一撃を必殺の間合いで無効化し、逆に相手の間合いを侵せるチャンスがやって来た。 二次波が辿り着くにはまだ猶予がある。 その前に、奴の懐へと入ってしまえば全ては無問題――! 「…………!」 00号は殺戮の思考に任せて、打ち込まんとしていた標識を止める。 まるで杭を打ち付けるように、今度は刺突武器として01号を目掛けた。 それが届くよりも早く、01号の拳は既に突き進み始めていた。 どちらが早いかなど、もはや考えるまでもなく明らかだ。 「おぁぁぁあああああ!! ブッ飛べぇえええええええええッッッ!!!!」 ドゴォォォオオオ――――と。 そんな擬音が聞こえて来そうな程、見事にその一撃は決まった。 00号の硬い身体をも衝撃は打ち抜き、彼の肋骨を何本か確実に破砕させた。 そして何よりも、この逃げるだけだった戦況に大きな変化が生まれていた。 00号は衝撃に耐えかね、01号の台詞通りに吹き飛んだのだ。 それは短い距離だったかもしれない。 それでも、被験体00号という怪物の『絶対性』はそこで少なからず損なわれた。 ただそれだけで――大きな大きな、進歩だった。 「は、見たか……!」 01号はしてやったり、と笑う。 爽快感があった。 自分は他人を殴ることに快感を覚えるような変態ではない筈だが、それでも気持ちが良かった。 越えられないかと思ったほど絶望的だった壁を、この手でぶち抜いたのだから。 男なら――燃えないわけがない。 「…………ぐ、うぇぁ」 00号はその口から血を流す。 腹部に強烈な一撃を受けたせいか、内部のどこかが傷付いたのかもしれない。 しかし、彼を止めるにはまだまだ足りなかった。 もし今の一撃を受けたのが銀丘白影だったなら、彼は文字通り腹部を穿たれていただろう。 全開硬化の一撃は、それに足る破壊力を内包している。 00号は被験体だ。 肉体の強度も人間なんかとは比べ物にすらならない。 だから耐えきった。 人体の限界をオーバーする威力の一発を、人体の限界をオーバーした防御力で辛くも凌ぎ切ったのだ。 「…………う、ぉぉお…………」 唸り声が響く。 殺意がそこにあった。 標識の片方は取り落としたようだが、もう片方は掴んだままだった。 得物は片方を失い。 腹を巨大なハンマー同然の拳で殴られ。 地面に打ち付けられてなお――狂戦士は立つ。 「――――――――ぉおおあああああ!!!」 それは咆哮。 殺戮を目指す怪物の、殺意をありったけ注ぎ込んだ咆哮。 ビリビリと大気が震える。 終わりが近づいていると、誰もが感じた。 誰が死んでどちらが負けるにしろ、終わりは来る。 「……良くやった」 ――だが、しかし。 勝機を前にして沈黙するは、真の世渡り上手に非ず。 「……よう、お出ましか。詐欺師」 「ああ。逃げようかとも思ったが、勝ち戦の可能性が高まったからな。勝算は五分だ」 01号の疲労とダメージを、銀丘は見抜いているようだった。 最初の標識の一撃は、実のところ未だに鈍い痛みとして01号に残留している。 常人ならのたうち回るほどの、痛み。 このまま戦いを続ければ、間違いなくボロが出るだろう。 それを理解した上で、詐欺師は自分が単独で戦うことを選んだのだ。 「五分かよ。なら、もう五分でてめえが死ぬってことか」 銀丘白影は他人の為に戦わない。 いつだって自分本意、徹底した自己中。 そんな彼に、被験体01号の健闘を労うなどといった優しさがあるわけがなかった。 ならば何故、彼は重い腰を挙げたのか。 その理由は簡単だ。 簡単すぎて、思わず拍子抜けしてしまうほどに。 「何を間違えている。私は銀丘白影(さぎし)だぞ」 ニヤリと笑って、詐欺師は自分を親指で指す。 一見すればナルシストにも見える動作を、彼のような男が行う光景はひどくシュールである。 「――零を百にし、百を零にする。そのくらい出来ずして、どうして詐欺師が勤まる」 自信に満ちた笑みで、悪徳の詐欺師は断言した。 自分の手札(カード)は数多くある。 手負いの獅子一匹仕留めるのなら、不可能ではない筈だ。 挑む価値のあるギャンブルなら――やってみるのも悪くない。 ◇ ◆ 「――――――――!!!!」 単語として成立せぬ叫びを吐き出す狂戦士を、憐れむように銀丘は一瞥する。 一度土がついてみれば憐れなものだな、と感慨さえ覚えるようにして呟いた。 その隙を理解してかせずか、とにかく00号は標識片手に銀丘へと疾駆する。 生涯で見てきた強者の中でも、これはとびっきりの危険物だ。 そして同時に、最も憐憫を覚えさせる相手だった。 手は鈍らない。 下らない感傷に流されるほど、銀丘の手は綺麗ではないのだ。 同田貫正國を構えて、肉薄する狂戦士の攻撃を軽くいなす。 慎重すぎるくらい丁寧に回避し、一筋の血液さえも流さない。 「死ね。消え失せろ」 血液を流さずに、出現させた爆弾を00号へ向けて放つ。 01号の硬化をも超えて火傷させたところを見るに、威力としては十分。 臆測の範疇ではあるものの、当たれば相当な決め手になる筈――だが。 「――!」 「…………ほう」 被験体00号は、迫る生命の危機を関知してか、ここで防御行動に出た。 道路標識の円状になっている箇所を用いて、迫る爆弾を迎撃したのだ。 吹き飛んだ爆弾は明後日の方向で炸裂し、完全な無駄弾に終わる。 悠長に構えている暇はない。その隙さえ、奴の前では死線と同義である。 「――ずぁぁッ!!」 相変わらず意味のない声を発しながら、今度はこれ迄と違い重い蹴りが繰り出される。 彼はその足で一人の獣人を殺害している。 脚力は充分――銀丘をノックアウトするには、事足りる……! 「……鬱陶しい」 紙一重でそれをかわしながら、銀丘は忌々しげに口漏らした。 そんな様子を見せてはいるものの、今のは完全に危なかった。 当たれば骨の数本は一度に持っていかれただろう。 肉弾戦とは思ったより面倒臭いものだな――銀丘はしみじみと実感していた。 だが、それでも前触れのなき狙撃に比べれば脅威でも何でもない。 「もう一度言う。失せろ」 今度はこちらも手を変えて斬撃。 しぃん、しぃんと数度の小気味いい音が鳴り、00号の肌に紅い軌跡が描かれていく。 僅かな血こそ滲ませたが、致命傷には至らない。 標識の刺突にタイミングを合わせて後退、次は本命の爆弾を用いる。 「そうだろうな。お前はどうせそうやって回避してくるのだろう――予想通りだ」 またも、標識でのホームランが決まった。 一度目なら驚きもすれど、二度三度となればそれは呆れに変わる。 そして銀丘白影なら、二度同じ行動を見せれば攻略法を明かすにも等しい。 刀を構えた銀丘が、00号の間合いへと躊躇なく踏み込み、一閃する。 「――……!」 「ほう。やはり硬いな――だが、僅かでもダメージは通るか。良し」 腕のスイング。 避けるのに然程苦はないが、背後の『奴』がここで飛び込んでくるのは予想通り。 だから避ける必要はない。 そして案の定、被験体00号の一撃は――01号のドロップキックにより阻害される。 あの性格だ。 勝利の色が際立てば、それを後押ししようとしてくることは読めていた。 「よう。待っていたぞ化け物」 「良いか、勘違いすんなよ。こいつを倒したら――次はお前だからな」 「殺ってみろ。お前を殺すのはこれに比べればずっと容易だろうさ」 結局、銀丘白影の独壇場が繰り広げられていた時間はものの一分にも満たぬ間でしかなかった。 最初から01号が乱入する展開を想定していた為、逆に01号が非情だったなら不味かったといえる。 それでも、勝ちへと導いていた自信はあるが。 自分の敗けを一切想定しない、銀丘はそういう人間だ。 「オラァッ!」 硬化を施した拳が、00号の標識と真っ向から激突する。 瞬間走る鈍痛。先程受けたダメージもまだ完全に消えてはいない。 だが、戦えと言われるなら戦うまでだ。 硬化拳が衝突した標識の部分はひしゃげ、全体のバランスを大きく損ねさせた。 無論、想定外の衝撃を受けた00号もまた体勢を崩さざるを得なくなる。 「燃え尽きろ」 そこに間髪入れず放られる爆弾。 炸裂したそれはしっかりと00号へと爆炎の洗礼を浴びせ、彼のうめき声さえ聞いた。 黒煙から立ち上がった00号の姿は、しっかりと爆炎の影響を受けていた。 右腕の一部が火傷により黒ずみ、腹部にまで火傷が及んでいる。 致命傷ではないにしろ、今後の行動へ影響を与える一手になったのは間違いない。 「ヴ、ぅうううう…………!!」 本当に怪物かと思うような呻き声をあげながら、00号は憎悪を宿した視線で二人を睨み付ける。 直後、00号は銀丘と01号が危惧していた一手を何の躊躇いもなく放った。 その前に、自身の得物である標識を真ん中から素手でへし折って、二つに分解させた。 ぶおん、と凄まじい音を立てて二つの鉄塊が放り投げられる。 その速度は野球選手顔負けのそれで、当然今までの攻撃とは大違い。 それに対して二人は、苦々しげな表情を浮かべながら各々の対処を下す。 01号は、真っ向から避けるのは困難と判断して肉体の硬化に頼る。 限界まで硬化してもダメージは免れないが、下手を打って死ぬよりはマシだ。 迫る鉄塊を目を反らさずに凝視し、思い切り腹筋に力を籠めて迎え撃つ……! 「う、ぐぁッ……!」 腹を金属バットで撲られる以上の衝撃。 流石に今のは、内臓にダメージがいったかもしれない。 せめて骨折覚悟で片手にすればよかったと、01号は苦々しげに悔いる。 だが、行動に支障が出るだけのダメージは免れた。 結果オーライだ。 銀丘はといえば、いつもの通りに爆弾を使用してそれを落とす。 残量も僅かになってきているし、あまり無駄撃ちは出来ぬというのにな――彼もまた、表情は苦い。 何より面倒なのが、あの鬼神にまだまだ余裕がありそうなことだった。 こうなれば、最悪爆弾全消費も覚悟しなければならないだろう。 ちらりと見れば、01号の方はもう既に満身創痍といったご様子。 ラハティで十分に仕留めきれると判断する。 ――良いぞ。見えてきた……"勝利"ってやつが。 何度経験しても、この感覚はどんな快楽よりも美味いと言わざるを得ない。 (……が。標識が無くたってあれは化け物だ) 交通標識を素手でへし折るような腕力に、あれだけの速度で物を投擲する技能。 まさしく理性を犠牲にすることで埒外の力を手に入れた狂戦士と呼ぶに相応しい存在。 ただの一撃だろうと貰えばそれで御仕舞い。 01号のように硬い肉体を持っていればまだしも、人間の範疇に収まっている自分にはどうにもできない。 一撃で骨は砕かれ、肉は千切れる。 これまでの人生で積み重ねてきた貯蓄も何もかもが白紙に還る。 天国のようなこの現世から、地獄のような文字通り地獄へと叩き落とされる。 それだけの悪行を犯してきたのだし当然だ。 だが。 「それは御免被る」 刀を持ったまま、らしくもない突貫をかける。 そろそろ終わらせなければ、疲労が後に響きかねない。 そうなれば、この殺し合いから生き延びるという目的が果たせなくなってしまう。 死にたくない。弱さではなく、強さとしてその言葉を使う。 「――――!!」 「やはり恐ろしい威力だ。だが、足りんよ」 降り下ろされた踵落としが、地面へと大きな皹を入れる。 銀丘の衣服の端を掠めはしたものの、素肌を一枚も切り裂けてはいない。 大技の後の隙を突くのは、こういう圧倒的な強敵と戦う時には今も昔も常套手段だ。 銀丘は刀を真っ直ぐに構え、降り下ろされた後に無防備を晒す右足へと思い切り斬りつけた。 深く入った。 脚力を奪うまでには至らなかったが、紅き血が傷口から滲み出していた。 「お前の攻撃は足りない。強さではない。速さでもない。――技術だけが、あまりに欠けている」 00号はその意味を理解しようともせずに、凶悪無比なる肉体を凶器として乱舞する。 銀丘は避けない。避ける必要がない。何故なら、彼との間に距離があるからだ。 予期していれば、寸前でかわすまで時間を作ることが出来る。 剛腕が振るわれる――まだだ。 丸太のような足が繰り出される――まだまだ。 肘が降り下ろされる――"ここ"だ。 刀の一閃で、肘の肉をわずかとはいえ切り裂いていく。 呻く様子を見せた00号の追撃を予期して体を動かしつつ、ディパックへと手を突っ込む。 ――それは、魔物。 近代兵器は数あれど、破壊力でなら間違いなくトップクラスに位置するだろう一品。 対戦車ライフル・ラハティ。 重量50kgを持ち上げるのは骨が折れるが、短時間ならば支障はない。 腕が振り抜かれたその一瞬を狙い、照準を合わせる。 勝利は既に目の前。 「――ふ」 だが、銀丘白影はそこで油断も慢心もしなかった。 00号がここに来て初めて見せたのは、その巨躯を生かしてのタックルだったのだ。 勝利を前に気を抜いていたなら、銀丘はここで全身を粉砕骨折していただろう。 これまで見せていなかっただけで、最初から銀丘はその行動を危惧していた。 予備動作も少なく、それでいながら爆発的な破壊をもたらす一撃を。 危惧した上で避け――しかし、ここで誤算が発生する。 00号はタックルという大技の代償として、嫌でも隙を作ってしまう筈だった。 その隙にこそ、万を持して一撃必殺のラハティを撃ち込む予定だった。 なのに、00号は持ち前の怪力でブレーキをかけたのだ。 そしてそこからの、回転をかけた竜巻のごとき回し蹴り。 不味い――! 銀丘はここで、初めて死の気配を間近に感じた。 死ぬかもしれないと、弱気な感情すら抱いた。 「――――ぜぇい、やぁあああああああああああああああああああああああッッッッ!!!!」 ――抱いただけだったが。 周りを見失って銀丘の抹殺に燃えていた00号では、気付けなかったろう。 被験体01号とは違う、不躾な乱入者の接近に。 銀丘は回し蹴りに向けて、最早数が少なくなった爆弾を投げつけようと考えた。 だが、ただぶつけただけではこの勢いを殺すのには足りない。 そこで彼は、爆弾を攻撃だけではなく軌道を反らすのに利用する。 炸裂――00号の足が黒く焼け焦げ、振り回されていたそれは大きく空中へと反れた。 だがそれだけで終わる筈がない。 不躾極まる乱入者(ヒーロー)は、駄目押しとばかりの鉄拳を00号の背中に斜めに打ち込んだのだ。 バランスを大きく損ねた00号。 この体勢からどうやって防御ができようか。 「いい加減に眠れ、怪物」 00号はそれでも目の前の敵を殲滅するべくバランスを取り直す。 しかしあまりにも遅い。 漸くちゃんと直立した時には、既に魔物はそこで待っていた。 最期まで彼は抵抗を止めずに、剛腕を魔物――ラハティへと伸ばす。 「――――お、ぉおお――――!!!!」 無情にも、その時銀丘白影は引き金を弾いていた。 銃口から吹き荒れる暴虐は轟音となって市街地を駆け巡る。 まさしく魔物と呼ぶべき威力の弾丸は、忍び寄る剛腕を呆気なく突き抜けていく。 さすれば、その後どうなるかは想像に難くない。 運命に翻弄された狂戦士の胸の中央に、弾丸は吸い込まれる。 何が起きたとしても回避不可能な死が、そこにはあった。 「さらばだ、狂戦士(バーサーカー)」 余韻も何もあったものではなく、極めて無粋に弾丸は00号の胸板を貫いた。 それだけに止まらず凶弾は彼の強靭なる肉体さえも破砕させ、その胴体をミンチ同然レベルまで破壊する。 破壊が吹き荒れた後にも――被験体00号がもう一度立ち上がることは、無かった。 【被験体00号@新・需要無しロワ 死亡】 ◇ ◇ 終わった。 被験体00号の肉体は、損傷がひどく胴体は原型さえも止めてはいない。 あれだけの猛攻にも耐え続けた巨漢が、目の前でぐちゃぐちゃになって果てていた。 達成感のようなものはない。 それどころか、状況は更なる混迷化を余儀なくされる。 「……やったか」 漫画やアニメなら、これは絶対に『やってない』フラグとなるだろう台詞だが、現実は覆らない。 00号は死んだのだ。対戦車銃の銃撃を受けて、この世から退去した。 とはいえ、01号もどうにかして倒さなければならない。 爆弾の残りも精々数発が限界だろうし、戦うならばラハティに頼ることになるだろう。 00号より強度は上だろうが、痛覚があるのは既に確認済み。 対戦車銃ともなれば、一撃を耐えたとしても激痛のあまり気絶するのはまず免れない。 つまり、残る問題は―― 「はいはい、そこまでだ。アンタらには、今から全ての争いをストップして貰うぜ」 この、不躾な乱入者である。 拳一発で00号のバランスを崩させたのを見るに、実力はそこそこ高いと見える。 素性の知れないこの少年が、見たところ最も面倒そうな相手だった。 疲労困憊の01号に、非戦闘要因の赤髪の女たち。 加藤清正も万全だったなら不味い相手だったろうが、手負いの現状では敵ではない。 「……なんだ、お前は? 何の権利があってそんなことを宣う?」 「俺は佐原裕二。ヒーローだからな。ヒーローの言うことには従うのがルールだろ」 ……ふむ。何を言っているのかまるで分からないのは、私だけなのだろうか? 銀丘白影は、こういった会話の通じないタイプの相手が苦手である。 言葉を遣う者の天敵とでも呼ぶべき、あまりに直線的な善人。 普段なら一蹴してのけるところだが、当の銀丘も01号程は無いにしろ疲労している。 ここから再びの乱戦に持ち込まれるのは、何としても避けたいところだった。 「俺やあっちの女――葉月達はそもそも殺し合いに乗っちゃいない。 ある人間からそこの男が危険だと聞いて、やって来て戦っていたらこの有り様だ」 01号が口を挟む。 どうにも、彼が自分に喧嘩を売ってきたのは勘違いっぽくもあった。 須藤の知り合いと見える、銃弾で息耐えた一人の少年。 彼を自分が殺したと、勘違いされていたようなのだ。 その勘違いが、01号の怒りの炎を燃え上がらせ、結局戦うことになった。 勘違いが解けた原因は、銀丘がいつまでも銃器を使わなかったこと、だろう。 ようやく使ったラハティも、あれだけの威力。 少年を殺したのが銀丘だったなら、どんな手段を使ったにしろあんなに綺麗な死体にはまずならないのだから。 「ま、俺は構わないぜ。……正直、かなり休みてえところだしな」 ――やはり。01号の様子を見るに、もう無理して戦う理由はないといった様子だ。 00号の投擲をモロに受けていたのだし、あのくらいの疲労は仕方がないところだろう。 まだ銀丘が危険人物であるという烙印は消えていないようだったが。 「で、アンタはどうなんだ」 どうなんだ、と問われても。 果たしてこの少年は、自分が絶対的な不利にいることを把握しているのだろうか。 こちらは引き金一つ引けば、如何なる防御も貫通する対戦車用の一撃がぶっ放せる。 痛みを感じる間もなく、全身が吹き飛んで即死だ。 しかし彼の目は一切恐れというものを感じていないようで、臆することなく銀丘に不敵な微笑みを向ける。 「私も急いでコイツらを殺さねばならない理由もないことだしな。良いだろう、応じても構わん」 食えねえ野郎だ、と01号が吐き捨てる。 知ったことか、喰われないに越したことはないだろう――銀丘は微笑う。 答えながらも、何をするかはしっかり考えておく。 面倒な質問については嘘を吐く。 全て本音で答える必要などどこにもないのだから――――と。 「……うん、そうだよね」 その声を、佐原裕二は誰のものか分からなかった。 被験体01号も、分からなかった。 一番近くで聞いていた稲垣葉月は、特に何の感情も抱くことはなかった。 つまり、その意味合いを真に理解していたのは銀丘白影ただ一人だった。 銀丘の示した反応は――驚愕。 彼は敵も味方も関係なしに、逃げろ、と叫ぶ。 彼らしからぬ、動揺だった。 「そうだよね、うにゃー。人間って生き物は、『そういうもの』なんだよね……っ!!」 少女の瞳は、虚ろだった。 それは紛れもなく、絶望を知った者の目だった。 彼女が友と呼んだ触手が、彼女の感情に呼応するようにうねうねと蠢く。 スライムのようなそれは、水色の光沢を放っていて美しい。 しかし次の瞬間、被験体00号の『残骸』へと触手は飛び込んでいく――。 「離れろッ! 全員、喰われたくなければなッ!!」 銀丘白影は、璃神妹花という存在をかなりの脅威として捉えていた。 何故かといえば、彼女は幼いからだ。 幼いのにその身体に莫大な力を宿し、おまけにそれに引っ張られている。 それでいて人生の辛さをやけに知っており、幼さと年不相応の強さの板挟みが起きているのだ。 だから――彼女は、いつ牙を剥くかまるで分からない。 その力は、未知。 散らばっている00号の欠片が、少しずつ小さくなっていく。 それが触手により吸収されているのは、誰の目から見ても明白だった。 やがて彼の残骸が全て喰われると、妹花は虚ろな瞳のまま淡白に呟く。 子供らしく、食後の挨拶を。 「ごちそうさまでした。……そしていただきます」 触手・『うにゃー』が次に牙を剥くのは、01号。 勿論、誰を狙うかにはちゃんと理由がある。 彼女はずっと、目の前で行われる乱戦を見てきたのだ。 公平に見て、とある決断を打ち出した。 失望と絶望の果てに得た、一つの答えを。 彼女の瞳には狂気があった。 感情が臨界点を突破したからか、糞尿でその下着をぐしゃぐしゃにして、それでもなお気にも留めない。 (っ、速……!?) 銃弾などには及ばないにしろ、その速度は十分な速さだ。 01号は腕を十字に組んで一撃をガードするが、やはりずっしりとした衝撃が腕に走る。 ダメージは無いが痛覚を随分と痛め付けてくれる。 続いてやってくるのは二、三本目の触手。 これらを一気に受ければ、ダメージは然程無くともこちらの痛覚が破砕する可能性があった。 なので彼は――右に飛び退く。 「うにゃー! 全員、食べちゃえっ!!」 少女の声の後に、触手の進行方向は二つに別れた。 片方は被験体01号に向かっていき、もう片方は銀丘白影へと向かっていく。 二つとも威力は折り紙つき、油断していれば殺られる可能性は相当高いだろう。 だが、防御の術を持つ01号はまだしも、術を持たない銀丘にとってこの攻撃は実に不味いものだった。 狩られる――生物として本能的な危険を察知すると、銀丘はぐっ、と小さく呻きながら辛うじて避ける。 「あはっ! お疲れムードかな、銀丘おじちゃん?」 「ぐ、ぅ――この、クソガキが……!」 爆弾の数はそろそろ底を突く。 だが致し方あるまい。 ラハティでならこの触手もろとも璃神妹花の華奢な身体を撃ち抜けるだろうが、それは出来ない。 何分、その隙を相手が見せてくれないのだ。 この『うにゃー』と呼ばれる触手は、少女の意識とは関係なしに対象を追尾しているように見える。 だからこそ、幼さ特有の隙が全くない。 これでは、必殺の一撃を放っても瞬間的に叩き潰される。 「ッ……調子に乗るな、ガキが」 ぽい。 そんな間の抜けた音がしそうな動きで爆弾が放られ、空中で炸裂する。 残りは一発。それを使うのは、出来るなら避けたい。 残弾ゼロの状態を極力作りたくない、というのが本音だからだ。 しかし、状況は銀丘白影でさえも予想だにしないものへと変貌を遂げる。 「……!?」 爆風が晴れると、そこからは焦げ痕一つ付かないままの『うにゃー』が飛び出してきた。 咄嗟に身体を反らすも、薙払いの一本が銀丘の体へと直撃する。 骨は折れなかったと思うが、衝撃に地面を転がらざるを得なくなった。 がはっ、と息を吐き出す。 能力が効かない――――そんな性質までは、予期していなかった。 まさかの事態。こんな場でのまさかは、詰みにも等しいことを銀丘は知っている。 (悔しいが……幕、か……) 迫ってくる触手を眺める。 もはやこうなればどんな策も無意味。 サイキックは通じないし、今さら対戦車銃を撃ち込もうにも隙が足りない。 その隙があれば、あれは自分を三度は食い殺せるのだから。 (まぁ、人無の餓鬼の期待を裏切ってやれたんだ……一応、満足ってことにしてやるか) 最期まで笑みを崩さずに、銀丘は迫る『うにゃー』を見つめる。 死に際に人間は、目の前の光景をスローモーションで捉えることがあると聞いたことがあるが、本当だったとは。 時間にすれば数秒にも満たない時間が、十数秒にも感じられる。 ゆっくりと触手が迫ってきて、そうやって緩やかに生涯を終えるのだ。 悔しくはある。 生涯最後が敗北で終わるなど、銀丘白影としてはとてもじゃないが満足な結果ではない。 ふ、と笑ったまま銀丘は目を閉じ――ようとして、眉をひそめた。 「……む?」 止まっている。 これはスローモーションなんじゃなくて、時が止まっているのか。 いや、有り得ない。 時が止まっているのだとすれば、どうして自分はこうして発声できている。 時間の停止した空間で動けば大変なことになると、どこかの科学雑誌で読んだ。 ならば、もしかしてこれは。 「……ふむ、どうやら今日の私はついているらしいな」 よっと、なんて親父臭い声を出して立ち上がると、砂ぼこりを払う。 衣服が汚れてしまった。 さて、何があったのかは知らないが一矢を報いてやるとするか――そう思った時に、彼は見た。 そこで彼は後々の展開を脳内で計算し、その結果としてまず攻撃を今は止めようという結論に達した。 今対戦車銃を使えば、間違いなく二人の参加者を同時に殺せる。 殺せるのだが、その後で確実に全員を敵に回す。 そういうムードだった。 しかも自分は結構な疲労を抱えている。 身体も少し痛い。 爆弾が欠けている。 等々考慮して、銀丘はとりあえず目立つのは控えることにした。 加藤清正は、璃神妹花の小さな身体を抱いて彼女を止めていた。 「……もう、止めるのじゃ」 清正の身体からは、所々血液が滲んでいる。 早い内に適切な処置を施さなければ、最悪手遅れになるかもしれない傷だった。 あの身体では、いくら加藤清正といえどまともに動けるかは分からない。 戦うなんて――もってのほかだ。 なのに彼は毅然とその場に立ち、少女の身体をすっぽりと腕の中に収めていた。 「…………なんで? なんで、おじちゃんが止めるの?」 清正の突然の行動に、明らかな戸惑いの色を滲ませて妹花が応える。 他の人物に向ける感情と、清正に向ける感情は些か違いがあるようだった。 もし同じことを被験体01号が、銀丘白影が、佐原裕二がしたなら、すぐに触手の餌食だったろう。 この場に残っている生者の中で、彼だけが邪気なき邪から特別視を受けていた。 「清正おじちゃん、そんなに傷付いてるのに。みんなが戦いばかりしてるせいで、こんなになっちゃったんでしょ?」 違う、とは誰も言えなかった。 実のところ清正を傷付けたのはこの場の誰かではなく、既にここにはいない者たちだ。 だが、今それを言ったところで気休めにもなりはしないのは見えている。 それだけ少女の失望は深く、盲目だった。 「あそこのお兄ちゃんだって、みんなに殺されたんでしょ? なんで? なんで、あんなに仲良しだったみんなが殺し合いをしちゃうの? そんな人たちなんて――――」 浅倉翔。勇敢にも親友を助けて、命を散らした少年。 最期の行いだけは、変哲もない日常とあまりにかけ離れたものになった。 しかし、彼の死は璃神妹花の誤解を深める一つの理由にもなった。 彼の死と、清正の受けた傷を見て。 幼き少女は人間に絶望し、そこから答えを出したのだ。 「――――みんな、死んじゃえばいい」 彼女は悲しかった。 自分が何も知らないことも、そして自分が仲間だと思っていた人達がこんなに醜かったことも。 優しくしてくれた飯島遥光はどこへ行ったのだろうか。 ――もしかして、彼女もどこかで殺されているのか。 始まりは勘違いだった。 けれども、彼女はそこでこれが自分の勘違いである、なんて灯台もと暗しな答えには辿り着けなかった。 そんな当たり前に至るほど、彼女はまともな人生を送ってはこなかったのだ。 他人をそう簡単に信頼してはいけない。 疑わしくは喰らってしまえ。 それが彼女の、正義だった。 「否ッ!」 が、清正は一瞬たりとも迷うことなくそれを間違いだと断じた。 妹花の語る全てを、たったそれだけの台詞で切り裂いた。 微塵の震えもない毅然とした、まさしく大人の立ち振舞いがそこにはあった。 「良いか。人は誰もが、間違うものなのだ。こんな状況では尚更のこと。確かに銀丘殿は信用ならぬ男だが、彼には彼なりの考えがあるのかもしれん。少なくとも儂には、ここに根っからの救いようのない『屑』がいるようには見えぬ。――妹花殿。間違っている全てを殺すなんて考えは、ここに置いて行け」 加藤清正の言葉は、あまりにも重かった。 彼が満身創痍の身体だからではない。 彼が老人であるから、同情のようなものが生まれているわけでもない。 この場で誰よりも人生経験が長い清正。 ならば自然と――最も、その言葉は重く強い言葉になる。 「……違うよっ! 間違ってるのはだめなの、あっちゃだめなのっ!」 妹花は瞳からぼろぼろ涙を流して、清正に反論する。 それはとても、人喰いの触手を飼う途方もない存在には見えなかった。 そこにあったのは、怒られて癇癪を起こす少女の姿。 自分が正しいことを疑いたくなくて駄々をこねる、子供の姿だった。 「だって、まいかは間違って生まれたからおとーさん達に閉じ込められた! 間違ってたから、誰もまいかを受け入れてくれなかった! 受け入れてくれたのは、間違ってるうにゃーだけだったんだ!!」 彼女が子供であれど、自覚はしていた。 自分は――間違いなのだと。 化け物を抱えて生まれてきた忌み子とずっと呼ばれてきたのだから、自覚をしないわけがない。 自覚しながら、間違っているなりの生き方をしてきた。 けれど、それはバトルロワイアルで大きく変えられた。 気絶から目を覚まして、目の前に広がっていた惨状を見て、妹花は思ったのだ。 "――間違っているものは、全部消えなきゃならないんだ"と。 「だからまいかは、間違ってるものを全部なくす! 銀丘おじちゃんも、みんなみーんな、うにゃーに食べて貰って綺麗にするんだ! それで、最期には――」 「馬鹿者っ!!」 ばしん、と軽い音がした。 力の入ったものではなかったが、確かな痛みがあった。 清正が、自分の頬を平手で打ったのだ。 「それで自分を殺して、間違いを全部なかったことにするつもりか。 ……甘いぞ、甘すぎる! それは人生を甘く見ている者の考え方だ! そんな理由で、誰かを殺すのは断じて『間違っている』ッ!!」 「間違ってるなんて、分かってる! そうだよ、誰よりもまいかとうにゃーが間違ってるんだ! 間違ってるなら、間違ってるなりに出来ることをしたかった! 甘くなんてないっ!!」 少女の叫びは、あまりにも哀しげだった。 見ている者達でさえも、彼女へ敵意を抱き続けるのは不可能だった。 彼女の周囲に蠢く触手が、どれほど彼女の人生を狂わせたのか。 ――どうしてまだランドセルを背負っているような歳の娘が、こんな決断を強いられたのか。 そう、これは誰も悪くない。 悪いものがあるとすれば――それはこの世界そのものだ。 「もう、いいよ――」 妹花はふらふらとした足取りで、清正から後退る。 無邪気な少女の顔は、泣き顔に変わっていた。 「――清正おじちゃんなんて!」 すっと、右手をあげる。 すると、銀丘の近くで止まっていた『うにゃー』がするすると妹花の元へ帰ってきた。 誰かが悲鳴をあげた。 これから何があるのかを、誰もが悟った。 「死んじゃえば、いいんだぁぁああああ――――――――っっっ!!!!」 ――触手が迫る。 主の命で、対象を抹殺せんと迫る。 銀丘白影は潮時かと一人呟いた。 被験体01号は、走りだそうとした。 稲垣葉月は、悲鳴をあげた。 ――そして、加藤清正は直立不動だった。 ◆ ◆ ぬらぬらと、スライムは紅き液体に濡れていた。 人喰いの触手であるにも関わらず、それは一向に食事を始めようとはしない。 何故か。元々、『うにゃー』は固有の意思を持っていない。 璃神妹花の無意識と通じている、生物ですらない異常能力(サイキック)だ。 「ぇ、え、うそ……」 だから、妹花の無意識が攻撃を指示でもしない限りは『うにゃー』は動かない。 そして、今『うにゃー』が食事を始めないのは。 「…………がはっ」 加藤清正が、一切の抵抗をせずにその胴体を貫かれたからだった。 打ち所も何もない。胴体を、太い触手が貫通して、大量の鮮血を迸らせている。 誰がどう見ても長く保たない致命傷であるのは明らか。 内臓も破壊されているだろうし、背骨も一部は粉砕されているだろう。 即死をしなかったのが幸運といえるような、惨状。 それは、妹花の心を凍らせるに足る光景だった。 「お、じ――ちゃん?」 嘘だ。 嘘だ。嘘だ。 嘘だ。嘘だ。嘘だ。 清正おじちゃんがこんなに簡単に。 ありえない。ありえない。ありえない。ありえない。ありえない。 妹花の当惑も尤もだが、清正が動かなかったのは怪我のせいではなかった。 仮に万全の体調だったとしても、加藤清正という漢は攻撃を避けないことを選んだだろう。 老体を犠牲にし、生命を投げ棄ててでも、この道を選んだ筈だ。 そうすることでなら、届くと思ったから。 この幼く哀しい少女の心を――打てると思ったから。 「ふ、ふふ……どうし、た? 後悔している、……か?」 清正は微笑む。 弾痕を上から潰されるような傷を負いながら、清正は笑った。 幽鬼のような足取りで歩き、妹花の頭を撫でる。 「その心を、忘れるな。――振り返らずに、まっすぐ帰れ。儂のことなど、気にせずとも……良い」 「お、おじちゃん? どうして? どうして、こんなことするの?」 清正は自分の最期が、もう数秒後に迫っていることを察していた。 だからこそ、遺せる言葉をやけに冴えた頭で吟味する。 ああ、思い付いた。 二言遺せと言われたなら、これだけでいい。 どこかにいる『彼』には、もう今更語ることなどないのだから。 「妹花殿――おぬしの考えは間違っているが、おぬし自体は何も間違ってなどいない。前を向いて生きろ」 彼女は何も悪くない。 人を殺してこんな表情(かお)をする少女が、生きていて悪い筈がない。 世界の誰が彼女を疎んでも、それだけは確かな答えなのだから。 「そして、銀丘殿、ここにいる全ての者達よ――」 視界が霞む。 頼む、待ってくれ。 せめてこれだけは、言わせてくれ。 「――儂の言っていることは、間違っているか?」 答えは聞いていない。 答えが返ってきたとしても、それを聞く耳はもう機能していない。 ぐらりとその肉体が揺らぎ、地面へと崩れ落ちる。 最期に見たのは、やけに美しい真昼の半月―― 【加藤清正@DOLバトルロワイアル4th 死亡】 「――う、ぁあああああああああああああああああああああ――!!!!」 少女の慟哭が、響いていた。 それは一つの間違いの終着点。 それはシンデレラの終わり。 それは、新たなる世界の始まりの唄。 ――少女の慟哭。 ――詐欺師の俯瞰。 ――ああ、これは仇返しの終わり。 時系列順で読む Back:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 Next:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 投下順で読む Back:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 Next:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 加藤清正 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 璃神妹花 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 須藤凛 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 銀丘白影 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 丹羽雄二 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 天王寺深雪 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 狭山雪子 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 被検体01号 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 稲垣葉月 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 被検体00号 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 佐原裕二 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 神谷茜 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』 076:パラべラム・アライヴ『神様ゲーム』 阿見音弘之 076:パラべラム・アライヴ『目を覚ませ、セツナトリップ』
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原作通り、無数の車輪と強力な剣戟の一撃で攻撃する。 キャラによっては対処困難な攻撃を含み、相当に手強い魔女。 高LAPでの打倒はほむらの魔法抜きでは非常に厳しい。 ただし時止めは使いどころによっては邪魔にもなるので注意。 行動パターン 高速移動 攻撃をした後に高速移動で画面内のどこかへ移動。 何かの攻撃をしてからまた移動する。 移動中も普通に攻撃が当たる。 攻撃方法 剣振り下ろし 剣を高く構え、2回移動した後に一気に振り下ろす。 振り下ろした後に水柱のような攻撃が地面を走り、これにも攻撃判定がある。 振り下ろし、水柱共に攻撃力が非常に高くなるべく避けるようにしたい。 水柱はエフェクトに反して判定が地上にしか無い。 振り下ろしに合わせて軽くジャンプするだけでも回避可能。 攻撃前の移動幅は気紛れと言う他無く、避難しようと思っていた先に移動された場合(は剣の直撃は覚悟しなければならない。) と思われていたが実際には振り下ろす腕にしか判定が無いので腕より低く浮いていれば全然怖くない攻撃。 車輪 Oktaviaの周囲に車輪を複数生成し、一定数溜まったら地面に落ちて画面左右に転がる。 車輪を攻撃する事で速度を遅くする事が出来、更に攻撃を加えれば相殺出来る。 まどかの溜め強等で一掃可能。 むしろ弱い攻撃をすると強攻撃が当たらず残ってしまい危険。 跳車輪 Oktaviaが両手を上げ、後方から跳ねる車輪が4個飛んで来る。 高くバウンドする為2段ジャンプでは避けられず、攻撃により撃ち落とし辛い。 Oktaviaを踏みつけ画面上部に逃げるか、余裕があれば背後に回り込んだり車輪の合間を縫って避けるとよいかも。 落下車輪 Oktaviaが画面奥に引っ込み画面上部から無数の車輪を落としてくる。 速度、個数共に中々激しいが移動だけで避けきるのも可能。運も絡むが。 杏子やまどかの魔法2発で守りきれる キャラ別攻略 まどか 魔法は比較的当てやすいが、落下車輪のカバーに使えるので ダメージを取るか回避を取るか悩ましい所である。 横に転がるだけの車輪は強チャージで一掃可能。 ほむら Oktaviaは全ての攻撃に予備動作があるので、見てから魔法発動で楽々回避。 相性は最悪で正に天敵と言えるだろう。(Oktaviaから見て) 唯一苦労しそうなのが落下車輪だが、地上8強 jc 空中8強を繰り返すことでほぼ安定。 マミ 恐らく最も苦戦を強いられるキャラ。 落下車輪は真上への攻撃が無いのでガチ避けになりがち。 跳車輪は車輪出現直後ならティロフィナーレで一掃出来るが、タイミングを逃した場合は 車輪が地上付近に来た時に踏み付けで避けるしか無い。 さやか 参戦不可能。 杏子 車輪は魔法に引っ掛かって動きを止めている間は攻撃判定が消失する。 魔法を2重に張ってすり抜けてしまおう。 いずれの車輪も魔法でほぼ無効化する事が出来るので概ね相性はいい方だろう。 剣振り下ろしと同時に地上上強か地上下強で位置にかかわらず完全回避可能。 慣れればノーダメクリアも余裕。 暁美ほむら(眼鏡) キュゥべえ キュゥべえロールをしていると優先的に狙って来る。
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シトシン街道 シトシンシトシン発展区 VS 門番ロベルト 落ちている物 シトシン街道謎の少女 VS 深淵種トワイライト シトシン 神書「星の標」を入手すると、関所の中で順番待ちをしている男が去るので、 シトシン街道へ進むことができる。 シトシン発展区 関所の中で道を塞いでいる門番ロベルトはいつでも逃走可能な上、負けてもゲームオーバーにはならない。 門番ロベルトを倒し、シトシン街道を奥へ進んで行く。 VS 門番ロベルト HP MP 攻撃 防御 魔法 精神 敏捷 命中 回避 クリ 弱点 耐性 7000 100 260 10 185 10 120 93 4 0 突・銃 斬 取得経験値 取得金額 入手アイテム 入手武器 入手防具 2000 2000CC ------------------ 備前長船兼光(レア) -------------- ・使用してくるスキル :備前長船兼光で攻撃(単体攻撃) :龍剣一閃を放つ(単体攻撃・出血付加) :居合い切りを放つ(全体攻撃・斬撃属性) 落ちている物 ソウルタブレットM×3個 ライフタブレットS×3個 ライフタブレットS×3個 ライフタブレットS×3個 ライフタブレットS×3個 原罪林檎石×1個 目薬×5個 ユニコーンの角×1個 マジックワンド×1個 アストラル鉱石×1個 500CC 500CC 500CC 500CC −500CC −500CC −500CC −500CC マジックタブレットS×5個 マジックタブレットM×3個 ライフタブレットL×3個 人魚の妙薬×2個 メタルドレス×1個 マジックタブレットL×2個 ライフタブレットS×1個 魔書「水没都市」×1個 カラシニコフ小銃×1個 ホワイトロリータ×1個 黒狼の魂魄石×1個 ソウルタブレットL×3個 タイガーアイ×1個 クリスタル×1個 メイド服×1個(深淵種トワイライト撃破後の通路の奥の宝箱) シトシン街道 +宝箱が8つ並んでいるところの中身はこうなっている □ ■ ■ □ □ ■ □ ■ □(500CC) ■(−500CC) シトシンの町の手前で深淵種トワイライトと戦闘になる。深淵種トワイライトを倒し、グアニンの町へ向かう。 グアニンのプラネタリアに向かう前に、ネネムの全装備を外しておく。 謎の少女 アイテムをくれる女の子がいる。 アイテム 上着 下着 マジックタブレットM×10 ブラックロリータ ノーブルコルセット VS 深淵種トワイライト HP MP 攻撃 防御 魔法 精神 敏捷 命中 回避 クリ 弱点 耐性 12000 300 280 120 150 180 150 93 4 3 光・闇 - 取得経験値 取得金額 入手アイテム 入手武器 入手防具 8000 5000CC アストラル鉱石 -------------- スパークルホーン(レア) ・使用してくるスキル :深淵種トワイライトの突撃(単体攻撃) :深淵種トワイライトの打撃(単体攻撃) :後ろ足で蹴り飛ばしてくる(単体攻撃) :ホーリーⅠを唱える(全体攻撃・光属性) :ダークネスⅠを唱える(全体攻撃・闇属性) :ヒュプノシスⅠを唱える(単体攻撃・睡眠付加) :メランコリアⅠを唱える(単体攻撃・憂鬱付加) :ブラインドⅡを唱える(全体攻撃・暗闇付加・闇属性) :ストームβを唱える(全体攻撃・麻痺付加・雷属性) :ディザスタβを唱える(全体攻撃・毒付加・出血付加・敏捷性低下付加・雷属性)
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ホプライトシールド コメント コメント
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攻撃パターンを把握しているか否かで難易度が大きく変わる。 吹き飛ばない使い魔やパターン変化による攻撃の激化と相まって、高LAPクリアにおける関門2。 行動パターン 潜って移動する。 現れた後いずれかの攻撃を行い、一定時間無防備となった後に再度潜って移動する。 潜る際に中型使い魔を1匹、小型使い魔を2匹召還する。最大6匹まで。 これの繰り返し。 攻撃方法 腕での攻撃 スライム状になった後に以下の3パターンの内いずれか1つを行う。 12本の腕が放射状に等間隔で伸びる。 6本の腕が上空に伸びた後こちらに向かってくる。 3本の腕が直接こちらに向かってくる。 HPが名前のあたりまで減ると各攻撃が変化する。 16本の腕が放射状に等間隔で伸びる。 10本の腕が上空に伸びた後こちらに向かってくる。 3本の腕が直接こちらに向かってきて、間をおいて同じ行動をする。 それぞれの対処法 放射状 決まった直線状にしか伸ばさないので、少し軸をズラせておけばそのままスルー出来る事も。 上空に伸びた後こちらに ボスから距離を離して少しずつ近寄る。ボスから手が出る時にも判定があるので近寄るのが早過ぎると巻き込まれる。 画面上で反射し始めたあたりで動き始めるとよい。立ち止まらないように。 位置次第では回避が難しい時もあり、難易度は高い。 直接 ボスから距離を取り静止していれば3本とも同じ軌道になるので、手をジャンプでかわしやすい。 特にジャンプなど縦軸方向へ動いていると、相当避けづらくなってしまう。 どのパターンにおいてもある程度の距離をとっておいた方が避けやすい。 樹での攻撃 背中から樹を伸ばして攻撃する。 準備動作 攻撃発生 攻撃範囲がかなり広い上に連続ヒットし、即死級のダメージを受ける。 準備動作が長いのでその間に敵の前側に行けば簡単に避けられる。 ちなみに十分な距離があると届かない。 避けたあとは逆に攻撃のチャンス。攻撃の際の踏み込みで樹側に行かないよう注意。 キャラ別攻略 まどか まず開始前に足元へ移動しておく。 始まったら魔法×3と強攻撃。(魔法の4回目は半分くらい外す。) 腕が出ているときは回避しつつ強攻撃、樹の時は足元で魔法+強攻撃 で安定する。 ほむら マミ 攻撃が終わった後、潜るまでに若干時間があるのでガンガン魔法を撃ち込むといい。 2、3秒しか撃てないので勿体無く感じるが、樹攻撃が来ないと魔力を遊ばせておく形になるのでそっちの方が勿体無い。 樹攻撃が来たら撃ち放題のチャンスである。 魔法を撃つ際は常に使い魔に注意を払い、使い魔の攻撃範囲に入ってしまったら欲張らずにすぐ回避行動に移る事。 さやか 触手攻撃が回避困難と感じたら魔法受け。 それだけで生存率がグッと上がる。 樹攻撃を見てから回避する際など魔法の機動力が役立つが ボス面全体が微妙な傾斜の坂になっている点に注意。地上版は微妙な段差で止められやすい。 ジャンプから空中発動でok 杏子 下強による耕作が非常に有効。 だが樹を伸ばしている時に下強を使うと勢い余って樹に突っ込んでしまうので弱攻撃で対応した方が無難。 復活可能回数が少なめなので腕攻撃によるダメージに注意。 暁美ほむら(眼鏡)